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私たちの活動

震災からの復興に向けて給水施設建設を支援

2009年9月30日にインドネシアのスマトラ島西部パダン沖で起こった地震による被害を受け、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、10月5日より物資の緊急配布などの支援を行いました。現在は、被災からの復興に向けて、農村部6ヶ所での給水施設建設を実施しています。

復興期の支援については、地元のNGOであるビナスワダヤと協力して実施しています。ビナスワダヤは、40年以上の歴史を持ち、農村での支援に実績を上げているインドネシアの代表的なNGOです。

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川で水を汲む村人(C)PWJ

被災が大きかったパダンパリアマン県は、震災前は飲み水の確保については、それぞれの家でレンガとコンクリートで作った貯水槽に雨水を溜めることで対応している地域でした。今回の地震で、多くの家で大事な貯水槽が被災してしまいました。
ビナスワダヤは、被災民との話し合いを続ける中で、共同の貯水槽の建設を支援するに当たり、村人が全員で水の管理を行うシステムを提案し、各村の合意を得ることができました。すでに、6つの村にて、共同の貯水槽の建設に向け、建設場所の調整や、村人の役割分担についての話し合いが始まっています。
このような話し合いを重ねることにより、村人が協力し合って問題解決に当たる能力も向上させ、村単位での防災についての知識も得てもらいたい、というのが支援の狙いでもあります。

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地震で崩れた土砂が農業用水路をふさぐ(C)PWJ

6ヶ所の貯水槽すべてが完成するのは、2010年秋ごろの予定です。

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