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お知らせ

東日本大震災 被災地ボランティア(2011年4月実施)

東日本大震災 こどもの心のケアプロジェクト

ボランティア体験談

PWJが被災地支援のひとつとして行っているこどもの心のケアプロジェクトにおいて、スタッフの補佐として被災地に派遣されたボランティアの体験談です

今回、4月5日から20日までPWJの活動にボランティアとして参加させて頂きました。こども達のこころのケアの一環という事で、避難所を廻りそこに暮らすこども達と一緒に遊んだり、全国から集まったおもちゃを届けたりと、被災したこどもと直に接した2週間でした。

どのように振る舞えばいいのか、何を求められるのか、頭の中の疑問と不安は最初だけで、実際に会ったこども達は屈託なく笑い、走り回り、すぐにこちらの緊張をほぐしてくれました。

<鬼ごっこ>や<ダルマさんが転んだ>など、道具を使わない遊びをこども達はたくさん知っていましたが、東京から届いたおもちゃ箱を届けに行くと、どの避難所でもこども達は本当に嬉しそうに目をキラキラと輝かせ、それを見る周りの大人達の顔にも笑顔がこぼれ、中には「ありがとうございます」と涙をながして喜んで下さった方も。おもちゃが全国から集まったと知り、見えないたくさんの人達に支えられていることに感動されての涙でした。

幼児が口に入れても安全な木のつみきから、高校生も使えるボールまで様々な種類のおもちゃがあり、皆が大喜びで使ってくれて、中には「サンタさん!おもちゃを持ってきてくれたサンタさん!」と呼んでくれるこどももいたほどです。また、雨で屋外に出られない日もお絵かきやボードゲームをして楽しく遊べたことはとても良かったです。

しかし、そこで出会った笑顔あふれるこども達もまだまだ大変な状況の中にいて、余震に泣き出す子や家族を亡くした子。計り知れない不安抱えていることを垣間見る機会も多々ありました。


2週間と短い期間ですが、実際に被災地で支援のお手伝いをさせて頂き地元へ戻って来た今、ここでも出来ることがたくさんあるのだと実感しています。まずは自分が見てきたことを多くの人に伝え、もっと親身になってもらいたい。そして長く支援を続け、全ての方が笑顔になれるまで私にできるボランティアを続けていこう、そう思っています。

(ボランティア Aさん)


活動報告、ボラのつぶやきへの投稿記事もお読みください。
















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