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私たちの活動

地域で次の災害に備える-陸前高田市広田町・防災への取り組み-

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、陸前高田市広田町で地域の自主防災会と連携し、震災の記録づくりを通した防災への取り組みに参加しています。
三陸海岸は、過去にも大きな津波被害を受けています。また、2012年12月に発生した震度5弱の地震による津波警報や、今年2月に発生したソロモン沖地震による津波注意報が発令されており、津波への対策が急務です。
行政が取り組むインフラ整備と共に、次の震災に備えた災害に強い町になるために地域住民ができる取り組みを一緒に進めたいと考えています。

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自主防災会議の様子

岩手県陸前高田市広田町は、広田湾に囲まれた半島です。2011年3月11日の震災では津波のため道路が寸断され、孤立した状況に陥りました。水道や電気、ガスが途絶えた中、住民の方々は、外部からの援助が到着するまで地域の中でお互いに助け合って乗り切りました。
この時の経験を振り返るため自主防災会という地域の自治組織の集まりで、勉強会を開催しました。災害弱者への支援や備蓄の在り方について、活発な発言が相次ぎ予定時間を超す勢いでした。この勉強会では、広田町の震災記録冊子を作る取り組みと、そのために広田町の自主防災会議を月に2回開催することになりました。
▼記録づくりの活動一覧

2012年10月 広田町9地区の自主防災会会長が集まり
勉強会。
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集まったアンケート

今後も月2回の自主防災会を開き、記録の検証と集まった原稿の校正作業をすすめ、4月には、広田町全世帯に配布する予定です。PWJは、個々の地域防災力を強化するとともに、地域間での交流の場を設けるなど、様々な防災のつながりを作っていきたいと思います。
本事業は、みなさまのご寄付の他、アメリカのNGO Mercy Corpsの助成により実施しています。

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支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地で起こる紛争や災害などの危機に
いち早く駆けつけ、危機にある命を支援します。
また、傷ついた命が自分たちの力で歩んでいけるよう、
復旧・復興・開発に寄り添います。

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