【ウクライナ危機 ペット支援】2000kg(2トン)のペットフード等を支援しました
ウクライナ国内でペットおよびペット同伴家族の緊急支援を開始しているピースウィンズ・ジャパンの提携会社、COLLAR社のスタッフは、2000㎏(2トン)のペットフードなどを積載し再びチェルニヒフへ入りました。戦前、チェルニヒフ市は29万人の人が暮らす街でした。いまだチェルニヒフ市内にはおよそ8万人~9万5千人が、そこに留まっています。提携会社によると留まっている理由はそれぞれですが、その3人に1人がペットと暮らしているといわれています。ペットフードを配布場所に届けると、多くの人たちがペットフードを取りに来られます。犬だけでなく、猫やうさぎなどのフードの需要もあります。移動に必要なケージも要望があり届けられています。
全てのペットたちが家族と一緒に過ごせている訳ではありません。何らかの事情で、ペットを街に置いていかざるを得ない状況もありました。街に留まる人に預けたり、保護シェルターに預けたり、その飼い主が残念なことに戦場で巻き込まれてしまったり、そのまま置き去りになっていることもあります。
そのようなペットたちは保護ボランティアが保護したり、ペット以外誰もいなくなった家へ行きフードを置いてくるような活動がなされています。
COLLAR社とピースウィンズ・ジャパンは、こういった動物たちも保護して一時的に預かり、元の飼い主へ引き渡すことや、新しい飼い主になる人を見つける譲渡活動をしてくための保護シェルターを、ウクライナ西部の安全な場所で開設する予定です。
多くの方にご支援をいただき、当初目標の700万円を達成できました。ありがとうございます。現地で車両などを購入して、支援物資の搬送、またペットの同行避難者の搬送に使わせていただきます。引き続きのお願いにはなりますが、保護が必要なペットのための一時預かりシェルターの開設運営にもご協力をお願いいたします。
ペットおよびペット同伴家族緊急支援へのご寄付はこちらから(クラウドファンディングReadyforのページへ遷移します。)