無事終了！　アースデイ 2011 ボランティア活動報告

今年も4月23日(土)、24日(日)にアースデイ東京2011が代々木公園で開催されました。アースデイ東京は11年目を迎える日本最大級の地球フェスティバルで、今年の来場者は10万人でした。
ピースウィンズ・ジャパン（PWJ）はNPOビレッジにブースを出展し、フェアトレード商品の販売、展示パネルでの活動紹介を行いました。ブースの運営やチラシ配りなど、PWJボランティア（企画ボランティア、当日ボランティア）が精力的に行い、多くの来場者の方々にPWJブースにお越しいただきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今年のPWJブースの企画内容（出展内容）は、3月後半から、企画ボラ4名＋PWJスタッフで週1回打ち合わせを行い、準備を進めました。展示内容の打ち合わせから始まり、展示パネル、商品の値札や販促POP、チラシなどの作成をみんなで作り上げました。リーダーを中心に話し合い、時には意見がぶつかることもありましたが、各自の意見を取り入れていくことで充実したものを作り上げることができました。
イベント前日まで準備に追われましたが、無事準備を終えてイベント当日。
初日の土曜日は風と大雨の悪天候、日曜日は晴天という天気でしたが、全員で積極的に呼びこみを行い、多くの方に来場いただきました。当日ボラの方も、柔軟に呼び込みや販売、展示説明を行ってくれました。

物販は「がんばろう日本」コーヒーを中心に、説明しやすいように商品数を絞って販売しました。商品をラッピングして並べたり、手持ちのPOPで商品紹介をしたり、コーヒーの香りをかいでもらったり、レシピをお渡しするなど、少しでも来場者に興味をもってもらえるようにアイディアを出して協力し合いました。そして、昨年より30％増の売上を達成しました！
また、東日本大震災（2011.3.11）から1ヶ月半後のイベントとあって、震災への興味が色濃いイベントでした。
PWJでも、震災直後から1ヶ月半の活動を展示パネルで紹介しました。「PWJは初動が早かったよね」というコメントと共に来場くださる方も多く、知名度の高さを感じました。「自社の売上の一部をPWJへ寄付しているので、どのような活動をしているか聞かせてください」という方もおり、気の引き締まる思いでご説明しました。説明の後に、「頑張ってください」と募金や商品の購入をしてくださる方や、東北の方への応援メッセージをくださる方も数多くいました。
来場いただいた方に、東北だけでなく世界の人々の置かれた厳しい状況を知っていただき、今後、支援や応援をいただけたら嬉しく思います。
◆企画ボランティアのコメント
・今年1月にボランティアに登録しました。準備のためにPWJのWEBサイトをじっくり見て始めて知ることも多く、良い勉強になりました。平成生まれの企画ボラと一緒に、彼女等のアイディアの豊富さやモチベーションの高さに驚きつつ、楽しく準備を進められました。社会人としての目配りが足らずに無理もさせてしまいましたが・・。イベントは良い経験でした。（社会人5年目　女性：リーダー）
・写真や文章をパネル化するにあたって、自分の中でのイメージと実際に並べてみた感じは違い、苦労しました。企画が進む中で学ぶことも多くとても勉強になりました。アースデイ当日は被災者へ送るメッセージを来場した方に書いてもらったのですが、どの方も慎重に言葉を選んでいる姿が印象的でした。（大学2年生　女性：展示担当）
・PWJボラになって日が浅く活動内容も詳しく知らない中準備が始まりました。しかし、普段あまりミーティング等をする機会のない社会人や年の違う人との準備は勉強になることが多く、有意義なものでした。様々な視点からのアイディアが飛び出してくるのは楽しかったです。当日も物販を通して当日ボラさんや、ブースに来てくださった方との交流は良い体験となりました。（大学2年生　女性：物販担当）