ファッションチャリティープロジェクト@株式会社waja様
今回は、2016年からファッションチャリティプロジェクト(FCP※)を通してピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の活動、並びにピースワンコジャパンの活動を支援して下さっているwaja(ワジャ)の土持さん、田中さんにお話を伺いました。
FCPとは・・
クローゼットに眠っている、使っていないファッションアイテム。もう使うことはないかもしれないけれど、捨ててしまうのはもったいない…。
きっと、誰しもが感じたことのあるこのジレンマを、FCPは、ワタシにとってもそして社会にとっても、Happyかつサステイナブルに解決してくれる仕組みです。
FCP URL : https://www.waja.co.jp/fcp/
PWJ:
いつも私たちの活動を支援していただき、ありがとうございます!
FCPって、とてもユニークな活動だと思うのですが、立ち上げたきっかけは何だったのでしょう?
waja:
代表の小安は、世界中を旅した経験で「世界が広がった。」という、自身の経験を、多くの人と共有したいと考え、200314年にwajaを立ち上げました。
私たちはより多くの人に、「wajaの洋服を通して、旅をしてもらいたい欲しい」と思っています。
また、自分たちの得意分野であるファッションで、誰かのためになるソーシャルビジネスを立ち上げたいと、リユースファッションとチャリティとをテーマに掲げ、支援をする人にも金銭的なメリットがある=ファッションチャリティプロジェクトを立ち上げました。
その根底にも、代表の旅の経験があります。
PWJ:
代表の旅のご経験が、FCPにつながっていたのですね・・
でも確かに、不用品で誰かの支援ができるという仕組みは、ありそうでなかった、新しい取り組みですね。
そして寄付先をPWJにしてくださったのは、なぜでしょうか?
waja:
PWJのことは、3.11の支援で知りました。災害支援での出動が早いことはもちろんのこと、緊急支援だけでなく、復興支援まで長期での支援活動をしていることや、国内のみならず海外での支援活動にも注力していることで、支援を決めました。
PWJ:
ありがたい限りです!
不用になったとはいえ、元々は好きで手に入れたお洋服。今は不用だけれど、思いのこもったモノで、誰かを支援できる仕組みは、どなたにとっても受け入れやすい、参加しやすいのではないでしょうか。
waja:
私たちも、FCPは寄付のファーストステップになるのではないか、と考えています。
お金を寄付するのは何となく、ハードルが高い。でも、いらなくなったものを送るだけで誰かのハッピーを支えることができる。このスキームに参加できる人の層は限りなく広いです。
私たちは、寄付を「特別なこと」ではなく、「日常的なこと」としていきたいのです。
PWJ:
多様な人、多くの人を巻き込む可能性を秘めたプロジェクトですね。
実際、PWJが支援に入った災害被災地に寄せられた、さばききれない程の服をFCPに買い取ってもらい、さらなる支援として被災した自治体に還元した、という経験もあります。
このように、私たちPWJがご一緒させていただくことで、プロジェクトのさらなる拡がりに貢献できたらいいな、と思います。
土持様、田中様。貴重なお話をありがとうございました!
今後とも、お互いの強みを生かしながら協力して、多様な社会課題の解決に取り組んでいきたいです。