SHARE
facebook X LINE
お知らせ

東ティモールに“希望のボール”到着 湘南の市民から集めた101個がもうすぐ子どもたちに!

21世紀最初の独立国で、アジアの最貧国ともいわれる東ティモール。サッカー好きな子どもたちが多いこの国に、日本の市民たちの思いが詰まったサッカーボールが届きました。
Jリーグの湘南ベルマーレ(本社:神奈川県平塚市、代表取締役:眞壁潔)と、国際支援NGOのピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部:東京都港区、代表理事:大西健丞)が、日本通運株式会社の協力を得て、サッカーボールを贈るプロジェクトが、順調に進んでいます。2009年8月23日と9月2日に平塚競技場で行われた湘南ベルマーレの試合で、市民の皆さまに呼びかけて集まったボールに加えて、平塚市の協力などで集まったボール計101個が、12月17日に湘南ベルマーレ本社を出発し、日本通運の協力で、このほど、東ティモールのPWJディリ事務所に到着しました。

到着したサッカーボールを手にとるPWJ芝田ら

到着したサッカーボールを手にとるPWJ芝田ら

湘南ベルマーレとPWJは2005年3月、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携。2005年、2006年には、以前から湘南ベルマーレが取り組んできた「希望のボールプロジェクト」にPWJが参画し、湘南の皆さまからご提供いただいたサッカーボールを、PWJが活動するイラク、スマトラ島沖地震・津波で大きな被害を受けたインドネシア・アチェ州、そしてアフリカのシエラレオネ、リベリアに届けてきました。また、2005年12月には、湘南ベルマーレの選手らがアチェを訪問。子どもたちとのサッカー交流も実現しました。
東ティモールは、1999年の大規模な騒乱を経て2002年に独立した21世紀最初の独立国。PWJは騒乱直後から東ティモール支援を開始し、2003年からは、コーヒー生産者支援に取り組んでいます。同国も、PWJがこれまでボールを届けてきたほかの国と同様、サッカー熱は高く、子どもたちがサッカーを楽しむ姿があちこちで見受けられる一方、ボールを手に入れるのは簡単なことではありません。ボールは今後、配布の準備が整い次第、PWJが支援を行う村々の子どもたちに届けられます。
さらに、現在、もう1つの希望のボールプロジェクトが進行中です。湘南ベルマーレと一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONの共同プロジェクトとして、2月20日に開催される、湘南ベルマーレJ1昇格記念試合「We’re back」の会場で、来場者の皆さまからボールを回収することが決定しました。こちらで集められたボールも、PWJが活動している地域に届けられる予定です。
■このリリースに関する問い合わせ先:
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 広報担当
TEL:03-6438-9402
FAX:03-5786-7781
pr@peace-winds.org

SHARE

SUPPORTご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地で起こる紛争や災害などの危機に
いち早く駆けつけ、危機にある命を支援します。
また、傷ついた命が自分たちの力で歩んでいけるよう、
復旧・復興・開発に寄り添います。

  • HOME
  • お知らせ
  • 東ティモールに“希望のボール”到着 湘南の市民から集めた101個がもうすぐ子どもたちに!