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お知らせ

7/26(金)被災地の子どもたちによるミュージカルプレ発表会を開催

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、パートナー団体CARE-WAVEと共同で、東北被災地(福島、宮城、岩手)の演劇に携わる子どもたちが、震災後に感じた思いや現状を歌やメッセージを通して発信するミュージカル公演「CARE-WAVE AID vol.5 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11」を実施します。
2012年12月に東京で行われる本公演に向けて、7月26日にプレ発表会を開催しました。
当日は、出演者の中から、気仙沼演劇塾うを座より5名の子どもが東京に集まり、本公演のダイジェスト版を披露しました。

2011年3月の被災後、東北被災地では演劇の発表の機会が多く失われました。ミュージカルが大好きだった子どもたちも、被災後の生活では「それどころではない」「もう好きな歌も歌えない」という思いを抱えていたようです。
ひとりでも多くの人たちに、東北の子どもたちからのメッセージを届けたい。また、世界の貧困や飢餓といった現状を伝えるストーリーに共感してもらうことで、被災地だけでなく、被災地以外の多くの人が明日への一歩を踏み出すきっかけにしてほしい。そんな思いを込めて、PWJは本公演の実現に向けて支援することとなりました。
そして迎えたプレ発表会の本番。
5名の子どもたちがステージに立ち、透き通る声で言葉を発したとたん、会場の雰囲気は一気に引き締まりました。
「やっと避難所でおかあさんを見つけて駆け寄ると、おかあさんは震えながら言いました。
おじいちゃんが、船を見に行ったまま、まだ帰ってこないの。…なんで逃げなかったの?」
子どもたちのセリフのひとつひとつを通じて、災害のおそろしさとともに私たちが直視しなくてはいけない現実が浮かび上がり、会場中が舞台の世界にぐんぐんと惹きこまれ、場が震撼するようでした。
ステージでの発表を終えた子どもたちは、
「客席からの距離が近くてとても緊張したけれど、自分のことばで思いを伝えられる場があってうれしかった」
と、笑顔で話していました。
2012年12月19日(水)の東京・めぐろパーシモンホールでの本公演では、東北被災地の子どもたちの心からの声、そして希望のメッセージを一人でも多くの方に届けたいと思っています。
※本イベントは、フィアット クライスラー ジャパンのご協力で、東京・青山にあるFIAT SPACEをお借りしました。
▼当日のパフォーマンスはこちらから↓↓

▼ミュージカル公式HPはこちらから↓↓
 https://global.dev.peace-winds.org/musical.html
▼公演のチラシはこちらから↓↓
 https://global.dev.peace-winds.org/img/flyer.pdf

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