SHARE
facebook X LINE
お知らせ

【パレスチナ】ガザ地区で支援を開始しました

パレスチナ自治区ガザ地区では、2014年6月から51日間続いたガザ紛争の影響により、多くの一般市民の生活、経済状況が悪化しました。1年以上たった今も、人々の生活状況は好転していません。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2015年12月、パレスチナ・ガザ地区で特に紛争の被害が大きかったガザ北県、カーン・ユヌス県、ラファ県において、生活改善のためのキャッシュ・フォー・ワーク事業を開始しました。
キャッシュ・フォー・ワーク事業は、短期雇用を創出することにより現金収入を得る機会を提供する事業で、家族の一人一人がそれぞれの必要に応じて生活物資を購入できるようになることを目的としています。
ガザ地区の市場に生活必需品や食料は流通していますが、紛争の影響で多くの人々は現金を持っていないため、生活必需品を購入することができません。そこでPWJは、特に失業率が高く、就労機会の少ない青年層に支援の対象を絞り、彼らがさまざまな分野の市民団体で勤務することを通じて、紛争で生活状況が悪化した世帯が一時的な現金収入を得られるようにサポートすることにしました。
同事業は、ほとんど勤務経験のない青年にとってインターンシップ制度のような役割も果たすため、現金収入による生活支援に加え、青年たちのキャリア支援、青年たちが市民団体に派遣されることによる市民社会活動の充実、さらには青年を受け入れる市民団体の活動強化への貢献という相乗効果も目指しています。
現地では、1997年からガザ地区で活動を行っているNGO「International Orthodox Christian Charities(IOCC)」と連携して事業を実施しています。
パレスチナパレスチナ
青年が従事する市民団体を訪問するIOCCとPWJのスタッフら
キャッシュ・フォー・ワーク事業を通じ、紛争の影響を受けた人々の生活が少しでも楽になるよう、PWJは活動を展開します。
※この事業は、ジャパン・プラットフォームの助成や、皆さまのご寄付で実施しています。
 

SHARE

SUPPORTご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地で起こる紛争や災害などの危機に
いち早く駆けつけ、危機にある命を支援します。
また、傷ついた命が自分たちの力で歩んでいけるよう、
復旧・復興・開発に寄り添います。

  • HOME
  • お知らせ
  • 【パレスチナ】ガザ地区で支援を開始しました